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タバコを排除!分煙や全面禁煙に向けた社会的な動き

日本は世界各国の中でも受動喫煙に対する対策が甘いと言われています。
官公庁、医療機関、教育機関、大学、一般企業、業務用車両、電車、バス、タクシー、自家用車、ショッピングセンター、レストラン、バーのいずれの場所でも、日本は喫煙に対する法律的な規制や条例がありません。
唯一禁煙となっているのは飛行機のみです。

それに対して、イギリスは自家用車内以外の場所は禁煙です。
カナダでは業務用車両と自家用車が一部禁煙でそれ以外の上記の場所では禁煙です。
ただし緩和病棟や精神病棟は喫煙OK、ホテルの客室も喫煙OKとなっています。

WHOによると、2014年の時点でイギリス、カナダ、ブラジル、ロシアなど49ヶ国が法律で、公共の場所での室内全面禁煙にしています。
日本の場合、ファミリーレストランなどに入ると「おタバコはお吸いになりますか」と聞かれ、タバコを吸う人と吸わない人で座る場所を分ける分煙となっている所が多いです。

また、ランチタイムはタバコは吸えないけど、夜は分煙にしている所や、夜は喫煙OKだけど昼はダメという所も増えてきました。
ショッピングモールなどでは、レストランであってもタバコを吸うことは一切できない所が増えています。
喫煙所を設けてタバコを吸いたい人はそこで吸うというショッピングモールが増えています。
大きな医療機関などでは敷地内禁煙が増加中です。
しかし1号館と2号館を繋ぐ通路で喫煙していたり、駐車場で喫煙している人も多く、非番の看護師がパトロールをしているという所もあります。
学校でも変化が出てきました。
10年前や20年前は職員室でタバコを吸う教師は当たり前のようにいました。
中学校を舞台にした、かっての人気ドラマでも職員室でタバコを吸う先生たちのシーンはたくさんありました。

しかし今では職員室でもタバコは吸えないし、学校内ではタバコを吸うことはできません。
職員室で喫煙すると、かなり問題になるでしょう。
プラットホームでは、時間帯によってはタバコは禁止となっているホームや灰皿撤去に踏み込んで終日禁煙のホームもあります。
電車内は、通勤用の電車は禁煙でも、新幹線や長距離の旅行列車は分煙になっています。
イギリス、ドイツ、ロシア、韓国、インドなどは禁煙なのに、日本は特に法律や条例での規制はありません。
近年は、街中での歩きタバコに対する条例を設けている自治体が増えています。
歩きタバコに対して罰金を科す自治体もあります。
公園などの灰皿撤去も増えています。
日本は、2020年に東京オリンピックの開催に向けて、受動喫煙への対応を少しでも諸外国に近づけたいと考えています。
今後はますますタバコを吸える場所が少なくなるでしょう。

喫煙者の減少と嫌煙家の増加で無くなる喫煙場所

平成22年時点で、日本の成人の喫煙割合は19.5%です。
政府の目標では、平成34年度にはこの割合を12%以下にしたいと考えています。
また同じく平成22年の時点で、中学1年生の男子の1.6%、中1女子の0.9%、高校3年生の男子の8.6%、高3女子の3.8%が喫煙していますが、これを平成34年度までに0%にすることを目標に掲げています。
そして妊娠中でも喫煙する妊婦さんが5%いますが、これも0%にしたい考えです。
日本は2020年の東京オリンピックの開催に向けて、競技場の周辺などの公共機関などで幅広く禁煙にしようと計画中です。

主な禁煙場所は、飲食店、ホテル、事務所、駅、空港の建物内では禁止にし、スタジアムや官公庁、社会福祉施設の建物内は完全禁煙になる見通しです。
また医療機関や学校は、建物内だけではなく敷地内が全面的に完全禁煙にする計画です。

徐々に街中から灰皿撤去に持ち込んでいくでしょう。
ショッピングモールなどの喫煙所も少しずつなくなっていくでしょう。
医療機関からはもう、喫煙所は全くなくなるでしょう。

しかし現在、敷地内完全禁煙になっている所では、いくつかの問題点や悩みを抱えています。
それは、敷地内を出た途端にタバコを加えてライターで火をつけて歩きタバコをする人が多いこと、敷地内に入る直前にタバコをポイ捨てする人が多いこと、敷地内を出たところにある喫茶店が愛煙家のたまり場になっていて、嫌煙家が入れない、といったことなどがあります。
街中で禁止区域外の公園があると、そこも愛煙家のたまり場所になっていて、子どもを安心させて遊ばせることができない、といった苦情も出ています。
灰皿撤去にするとポイ捨てなので、本当に困ったものです。

世界各国からは大きく遅れている日本の受動喫煙対策ですが、今後は東京オリンピックに向けて、本気で取り組んで行くでしょう。
愛煙家たちも、この機会にぜひとも禁煙してください。

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